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ビオスタ®ADを用いた アトピー性皮膚炎モデル
特長
- ヒトのアトピー性皮膚炎発症に関係のあるダニ虫体成分を誘発に使用
- アトピー性皮膚炎に類似した症状を起すことができる
- 現在治療に用いられているステロイド軟膏及びプロトピック軟膏の効果が確認できる
- 皮膚炎が発症すると、誘発を中止しても皮膚炎が持続し、医薬品の評価系として使いやすい
- マウス背部での滞留性に優れ、少量で皮膚炎を誘発できる
- 皮膚炎の発症率が高く、無駄になるマウスの数が少ない
- 皮膚炎誘発までの期間が従来法(抗原液の反復塗布)よりも短い
- 類似コンセプトの商品がない
誘発方法
4%SDSで皮膚のバリアを破壊後、マウス背部および耳介部に本品を週2回100mg/mouse塗布します。誘発期間の目安は3週間(計6回)です。最終的に本品を計600mg塗布したことになります。
本モデルでは塗布開始1~2週間目から発症、3~4週間で約80%の発症率を示します。
実験例
動物 | NC/Ngaマウス |
---|---|
臨床所見 | 掻痒行動を伴い、紅斑、丘疹、鱗屑、痂皮、苔癬化などの症状が確認された。 |
病理組織学的所見 | 表皮の肥厚、表皮突起の形成、角質増生が確認された。炎症性細胞(肥満細胞、好酸球)の浸潤、また肥満細胞の総数、脱顆粒数の有意な上昇が確認された。 |
血清総 IgE | 有意な上昇が確認された。 |
価格
ビオスタ®AD 価格
品名 | NET | 価格(円/税込) | 備考 |
---|---|---|---|
AD001 | 30g | 330,000 | マウス約50匹に使用可能 |
AD002 | 15g | 176,000 | マウス約25匹に使用可能 |
AD004 | 5g | 63,800 | マウス約8匹に使用可能 |
- ・運賃は別途頂きます。